会社概要|アクア

昭和51年から高齢者介護施設で仕事をするようになって、かれこれ40年近くが経とうとしています。

その間4つの特別養護老人ホームに勤務させて頂いておりましたが、定年目前となった58歳一念発起、介護施設を立ち上げることに致しました。バックグラウンドのない私にとって無謀な挑戦ではありましたが、「介護スタッフとしての経験の長さは施設経営において何物にも勝る強みとなる。」と恐ろしく楽天的な考え方でスタート致しました。方向性に迷ったときは「停滞せずに進む」、産まれてこの方ずっとそんな調子で生きている所以でしょうか。早い話、慎重さに欠けるといったところなのですが、おかげさまで平成27年に小規模多機能ホーム、
平成28年にグループホーム、令和4年にグループホーム銭塘を立ち上げることができ、今に至りました。

スタッフは60名のうち10名が70歳以上で、平均年齢はきっとどこよりも高いかもしれませんが、だからこそ人生最後の仕事、社会貢献と思って頂いているのか意欲的にぶれずに頑張って頂いています。もちろん若い方にも頑張って頂いています。本当にスタッフに恵まれました。

最後になりましたが、介護の方針としては、「歩くことをあきらめない」ということ。転倒骨折を恐れて消極的な人生を強いてはならないということです。寝てばかり、座ってばかりを減らして、立ち上がり、歩き、中庭で過ごすことを進め実践しています。四季折々のドライブや散策も積極的に行っています。良い意味で「ユルさ」のある心地よい空間で、気持ちよく呼吸のできる施設にしていきたいと思っています。

　代表取締役　蓑田　みな子

アクアの最初の施設が開設して8年、今年グループホーム銭塘アクアが9月23日に開設致しました。とてものどかな銭塘町のこの地にご縁あり、認知症の方々との生活の場、グループホームができた事に感謝し、地域密着の馴染みの施設となるように、地域の方が今の生活にも安心して暮らせるような、そんな温かいご自宅のような感覚になれる施設となるよう、やっていけたらと考えています。